名作ゲーム開発の舞台裏!「若ゲのいたり」レビュー

こんにちは。buttiです。「うつヌケ」等で有名な田中圭一さんの新刊「若ゲのいたりゲームクリエイターの青春」(以下、「若ゲのいたり」)を読んだので感想を紹介します。
今回読んだ「若ゲのいたり」は、2017年頃にwebサイト「電ファミニコゲーマー」にて連載されていたものの書籍版です。有名ゲームの有名クリエイターの若かりし頃についてのインタビューが漫画形式で語られます。ゲーム開発の舞台裏等、すでに有名なエピソードもあるもののゲームファンにとっては読んで楽しい内容になっています。田中圭一さんの手塚治虫テイストの絵も親しみやすく、私も「うつヌケ」に続き楽しく読ませて頂きました!
私自身いちゲームファンとして、何気なくゲームを楽しんできたけれど、ゲーム制作の過程では当然苦労があったり、製作者の想いが色々ある訳で、本書を通じてそういった制作側の目線を知ることができるのはとてもよかった。
本書では11のゲームについてインタビューが行われているのだが、どのゲームだいたい共通して、「できる訳がない」「こんなことができたら面白い」という想いから挑戦をして完成してきたことが語られる(例えば、FF7の映像表現の技術面だったり、龍が如くの表現面だったり)。
社会人になった今、これまでに遊んできたゲームにこんなエピソード、製作者の挑戦やそれを乗り越える努力があったんだということを知ると、なんだか勇気づけられる気がしました。全然異なる業界で働いていて、時代も違うけれど、何かすごいことをやろうとしたいときは「それが好きであること」「挑戦すること」「諦めないこと」を忘れなければ何とかなるんじゃないか、と思わせるエピソードが多かったです。
「子供の頃は夢中で遊ぶだけだった。新たな視点から見る思い出は大人ならではの楽しみを与えてくれた。」(「若ゲのいたり」帯より引用)
これは帯に記載の声優の中村悠一さんのコメントで、本当にその通りの本だと思います。
今10連休の真っ只中で、連休明けの仕事を考えると憂鬱な気分になる方も多いと思いますが、本書を読むことで少し勇気というかやる気がでるかもしれません。
老若男女問わず、または本書で紹介されているゲームをプレイしたしないと問わず、何かしら感じることができる漫画だと思うので、おすすめです。